今回は、情報処理技術者試験の難易度毎に各資格についてお伝えしたいと思います。
・スキルアップのためにIT資格を取ろうと思ってるけど、そもそもどんな資格があるか知りたい。
・情報処理技術者試験は何個かあるみたいだけど、自分はどれを受ければよいかよくわからない。
・いろいろ見てみて、基本情報技術者と応用情報技術者のどちらかを受けようと思うけど、どっちが良いんだろう??
そんなあなたの参考になればと思います!!
情報処理技術者試験とは?
情報処理技術者試験はIPAが主催のIT系の国家資格です。
難易度・専門分野別に13個の試験があります。IPAはスキルレベルをレベル1〜レベル4までで設定しています。
特にレベル4は高度情報処理技術者試験と呼ばれ、試験の難易度はもちろん高い専門性を要求される試験になります。
◆試験一覧
・ITパスポート試験
・情報セキュリティマネジメント試験
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験
【レベル別】試験紹介
レベル1
ITパスポート
情報処理技術者試験の中で最も難易度が低い資格になります。
ITエンジニア向けというよりは、ITを利用する上で最低限知っておかないといけない基礎的な知識を問われる試験になっています。ITパスポートを取得することでITの基礎的な知識を持っていることを証明できる資格になります。正直なところ、過去と同じ問題が出ることから、会社などで受ける際は確実に受からないと行けない資格になります。
レベル2
情報セキュリティマネジメント
レベル2ではありますが、「ITパスポート」より少し難しいというような試験です。
こちらもITエンジニア向けというよりは、ITを利用する上で最低限知っておかないといけない基礎的な知識を問われる試験になっています。ITエンジニア向けの資格は次の「基本情報技術者」からになります。
基本情報技術者
ITエンジニアの基礎となる資格であり、IT系技術者の入門資格といった資格になります。
試験はプログラミング・アルゴリズム等の知識が必要になります。
ただ、しっかり勉強さえすれば、独学でも取得可能なレベルとされています。
ITパスポート等に比べ、出題範囲が広くなっており、ネットワークやハードウェアのことはもちろん
法律や経営に関することなども勉強する必要があります。
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レベル3
応用情報技術者
この資格を取得できるとIT技術者として独力で仕事が出来る知識を持っていると評価される資格になります。
合格率も20%前後ですが、午前・午後と分かれる午後問題は記述式になります。
基本情報技術者と試験範囲に大きな違いはありませんが、問題に即した解答をしないと落ちてしまう資格です。
レベル4
ネットワークスペシャリスト
ネットワークエンジニアは、ネットワークの構成要素であるルータ、スイッチ、ファイアウォール、サーバ、クライアントPCなどの設計や設置、設定、管理、ネットワーク障害の解決などを行います。
データベーススペシャリスト
こちらは論理的思考を問われるような試験になります。
エンベデッドシステムスペシャリスト
システムアーキテクト
ITストラジスト
このスキルを持つ人材に要求されるのは、事業環境分析やIT動向分析に基づく事業戦略プランの策定、情報システム戦略実現のためのモニタリングとコントロールなどで、試験で身に付けた知識と技能をさまざまな技術開発や業務改革のために役立てる技術者像を対象としてます。
プロジェクトマネージャー
ITサービスマネージャー
品質管理や継続的な品質改善など、安全性があり信頼性の高いサービスの提供します。
合格率は14%です。
システム監査技術者
合格率は14%です。 情報システムにとって脅威となるリスクを排除するための施策提案、
改善のための知識とスキルが求められます。
システム監査技術者の独立的かつ専門的な立場からの適正評価により、
全体的な情報システムの安定化と維持が可能となります。
情報処理安全確保支援士
近年、サイバーセキュリティについては色々な企業が注目しており、比較的に人気の資格です。
まとめ
高度情報処理技術者試験については、日々の業務で使うもの・興味のあるもののみを受験してそれ以外の時間は実務レベルを上げるため勉強をするのが良いのかなと思っています。
私自身、ネットワークスペシャリスト取得を目指しております。みなさん、一緒にがんばりましょう!