【基本情報技術者試験】アルゴリズム基礎

 

ここでは「基本情報技術者試験」に特化したアルゴリズムに関する知識を順を追って説明しています。

基本的な用語となるので、覚えていない方はまず用語から押さえていきましょう!

 

目次

 

 

アルゴリズムとは??

アルゴリズムは、特定の入力に対して予測可能な出力を生成する手順を定義しているものです。2次関数、3次関数といった数式のようなものを考えていただければいいのではないでしょうか。

実際のコンピュータプログラムを作成する前に問題の解決方法を考えるために使用され、一連の論理的な手順や数学的な演算を使用して、問題を段階的に解決する方法を示すものです。

例えば、整数の配列を昇順に並べ替える問題を考えてみましょう。

この場合、ソートアルゴリズムを使用して解決できます。ソートアルゴリズムは、比較と交換の手順を定義し、与えられた配列を適切な順序に並べ替える方法を示します。

その他にも、探索アルゴリズム等いろいろなアルゴリズムがあります。

 

アルゴリズムとプログラムの違い

アルゴリズムは上で書いたとおりです。

一方でプログラム(program)は、アルゴリズムを具体的なコンピュータ言語(C、PythonJavaなど)で実装したものです。アルゴリズムの手順を具体的なコードに翻訳し、コンピュータが理解できる形式にします。

 

要約すると、アルゴリズムは問題解決の手順を抽象的に定義するものであり、プログラムはアルゴリズムを具体的なコードとして表現したものです。

アルゴリズムはプログラムの基礎となるものであり、適切なアルゴリズムを選択して実装することで、問題を解決する効率的なプログラムを作成することができます。

基本情報技術者試験ではアルゴリズムを学ぶ必要があり、特定のプログラム言語を完全にマスターする必要はありません。

 

 

 

具体的なアルゴリズム

代表的なアルゴリズムはこちらになります。

基本情報技術者試験でそのまま出てきてもおかしくないくらい有名なアルゴリズムです。

このアルゴリズムについてはマスターしておくと良いと思います。

 

ソートアルゴリズム

 ・単純交換ソート(バブルソート)

 ・単純選択ソート

 ・単純挿入ソート

 ・シェルソート

 ・クイックソート

 ・マージソート

 ・ヒープソート

 ・度数ソート

 ・ビンソート

 

探索アルゴリズム

 ・線形探索

 ・線形探索(番兵法)

 ・2分探索

 

 ・ハッシュ法

 

文字列探索アルゴリズム

 ・ブルートフォース法

 ・KMP法

 ・Boyer-Moore法

 

 

 

まとめ

基本の知識があれば、応用はいくらでも効きます!

ましてや、基本情報技術者試験は基礎を押さえていれば問題ありません。

今後、ステップアップを目指していくに当たり、これを機会に基礎固めをしていきましょう!

 

ただ、こちらに書いたのは基礎中の基礎です。

参考書を一度読んで、どんな機能を持っているのか・導入することでどんなメリットがあるのかを考え、覚えていきましょう!