今回は、「基本情報技術者と応用情報技術者の違い」についてお伝えしたいと思います。
・スキルアップのためにIT資格を取ろうと思ってるけど、基本情報技術者と応用情報技術者
どちらを取ろうか迷ってる。。。
・基本情報技術者は取らずに、応用情報技術者を受けたほうが良いって人もいるけど、
結局どっちがいいの?
そのような方の参考になればと思います!!
情報処理技術者試験について
情報処理技術者試験はIPAが主催のIT系の国家資格です。難易度・専門分野別に13個の試験があります。
基本情報技術者と応用情報技術者はそのなかの2つの試験です。
・ITパスポート試験
・情報セキュリティマネジメント試験
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験
・ITストラテジスト試験
・システムアーキテクト試験
・プロジェクトマネージャ試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・データベーススペシャリスト試験
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ITサービスマネージャ試験
・システム監査技術者試験
・情報処理安全確保支援士試験
基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者は、『ITエンジニアの登竜門』という位置づけのIT系の国家資格です。
応用情報技術者試験とは?
応用情報技術者は、『"ワンランク上のITエンジニア』という位置づけのIT系の国家資格です。
合格率は、18〜26%と基本情報よりも低めであり、
実務を経験した人でも簡単に合格できる試験ではないと思ってます。
勉強期間は基本情報と同様で3ヶ月〜半年ほどだと思います。
基本情報技術者と応用情報技術者の共通点
必要とされる知識、単語は同じ
気になるようであれば、書店でそれぞれの参考書を見てもらうと分かると思います。
目次を見れば、だいたい同じ構成になっていることに気が付きます。
科目A、午前問題の難易度
こちらも過去問を見ていただければ、分かると思います。
違いはないというよりほとんど同じと言っても良いレベルだと思っています。
基本情報技術者と応用情報技術者の違い
基本情報技術者には科目A免除がある
負担が軽減して、午後問題への集中力を保っていられるというところは大きな違いかもしれません!
応用情報技術者は午後問題が記述式
ここが1番大きな違いかもしれません。
基本情報技術者は複数ある選択肢の中から答えを選ぶ選択式です。
それに対して、応用情報技術者は記述の問題が出てきます。
そのため、知識としては理解していても問われていることに要点を押さえて正しく解答する必要があります。
私自身も応用情報技術者試験は何回か受けていて、
毎回この正しく解答する部分で日本語のムズカシさを感じていました。笑
基本情報はアルゴリズム・プログラミング知識が必要
応用情報技術者は他の選択問題を選べば逃げられますが、基本情報は絶対に避けては通れません。
IT業界でやっていく中でプログラミング知識は重宝します。
プログラミングを特にやらない方でも考え方や商品がどのように動いているかがなんとなく分かるようになります。
これを機にアルゴリズム・プログラミングを勉強してみても良いのかもしれませんね!
合格者平均年齢
それもそのはず、基本情報技術者は「上位者の指導の下」で業務を行える人材の想定です。
それに対して、応用情報技術者は「独力」で業務を行える想定です。
基本情報技術者:25.24才
応用情報技術者:28.89才
※H21~R4までの合格者平均年齢から算出
受験スケージュル
それに対して応用情報技術者試験は春・秋の1回ずつです。
そのため、応用情報技術者の方がチャンスが少なく、勉強のモチベーションが途切れてしまう心配があります。(何度、途切れたことか。。。)