【比較】基本情報技術者試験を受けるべき理由!

・IT系の資格、まずはどれ取ったらいいんだろう。。

・ITについて勉強したいけど何から初めたら良いかわからない。

・ITパスポートや応用情報技術者もあるけど、基本情報技術者から始めていいのだろうか。

 

こんなことを思っているあなたに「他資格に比べた基本情報技術者コスパの良さ」についてお伝えできたらと思います!

 

 

 

基本情報技術者とは?

基本情報技術者(FE)は『ITエンジニアの登竜門』という位置づけのIT系の国家資格です。

日本の情報処理技術者資格の1つで、日本国内での情報技術の基礎知識を持った人材を認定するための資格試験を担っています。

この試験は、一般社団法人情報処理試験委員会が実施していて、情報処理技術者試験の中でも基礎的な資格とされています。基本情報技術者試験に合格することで、情報処理技術に関する基礎的な知識や技術を持った人材であることを証明することができます。

試験の内容は、コンピュータシステムの基礎知識、アルゴリズムやプログラミング、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、情報技術に関する広範の分野から出題されます。選択式の問題が出題され、合格基準は60%以上の正解率とされています。

 

 

なぜ「基本情報技術者」なのか?

基本情報技術者情報処理技術者資格の1つです。

また、国家資格で1回取ってしまえば、更新の必要もない資格です。

ITパスポートや応用情報技術者という資格もこの情報処理技術者資格の1つです。その中でも、基本情報技術者はITパスポートの次に難易度が高い資格になています。

ITパスポートの合格率は約50%で、参考書を使わずに過去問だけ解いていても合格できるような資格であると私は感じています。

それに比べて、基本情報技術者の合格率は20~30%で、ある程度の勉強が必要になります。そのため、合格のためにIT関連の知識は嫌でも身につきます。

応用情報技術者は記述式であるため、難易度が上がり初心者にはモチベーションの維持が難しいと考えています。(合格率は18〜26%と言われています。)

これらのことから、基本情報技術者試験は最高にちょうどイイ試験です!

 

  ITパスポート 基本情報技術者 応用情報技術者
合格率 約50% 20〜30% 18〜26%
受験料 7,500円 7,500円 7,500円
出題方式 選択式(四択)

選択式

(多肢選択式)

記述式

 

 

今、受けるのがおトク?

近年の合格率は下記のようになっています。CBT方式への移行は「R2秋期」から実施されました。CBT方式になったことで合格率も上昇しています。ただ、徐々に合格率が下がっていることから、今後、合格率が以前と同じ20~30%に収束していく可能性があります。

以前は、試験方式が変わることで合格率が上がっていました。IPA側もどのレベルの問題を出せば良いのか分かっていないのでしょう。ただ、今回から採点方式が「IRT方式」に変わります。そのため、前回のときほど合格率は上がらないと考えています。

IRT方式:解答結果に基づいて配点を算出する仕組み

 

開催 応募者数 受験者数 受験率 合格者数 合格率
H30春期 73,581人 51,377人 69.8% 14,829人 28.9%
H30秋期 82,347人 60,004人 72.9% 13,723人 22.9%
H31春期 77,470人 54,686人 70.6% 12,155人 22.2%
R1秋期 91,700人 66,870人 72.9% 19,069人 28.5%
R2秋期 60,411人 52,993人 87.7% 25,499人 48.1%
R3春期 37,004人 32,238人 87.1% 13,522人 41.9%
R3秋期 60,475人 52,831人 87.4% 21,167人 40.1%

 

試験制度の変更内容については下記からご確認ください!

2023年4月から制度変更される?基本情報技術者試験【科目A編】 - 基本情報技術者試験 合格戦略

2023年4月から制度変更される?基本情報技術者試験【科目B編】 - 基本情報技術者試験 合格戦略

 

ベンダー資格比較

比較表は下記です。

やはりベンダー資格は高いですね。金銭的にも基本情報技術者は優しいです。

AWSなどを実務で使っているようであれば、ベンダー資格も有用かもしれません。

ただ、ベンダー資格は有効期限があります。この点はベンダー資格の弱点ではあります。

何を取るか迷っている方にとっては基本情報技術者はちょうどイイのではないでしょか。

 

  基本情報技術者

AWS認定

(アソシエイト)

CCNA
合格率 20〜30%

50%程度

(と言われている)

 20〜30%
受験料 7,500円 16,500円 36,960円
出題方式 選択式 選択式 選択式・穴埋め等
有効期限 特になし 3年間 3年間

 

 

基本情報技術者試験の一般的な勉強期間

基本情報技術者試験の勉強時間は、受験者の個人的な学習スタイルや経験によって異なりますが、一般的には約3ヶ月〜半年の勉強が必要とされています。

この期間で試験範囲に沿って参考書や問題集を使って勉強し、定期的に過去問を使って対策を練習することが重要です。また、学習計画を立て、効果的な勉強法を実践することも重要です。自己学習だけでなく、オンラインや対面での講座などもあるので見てみても良いかもしれません。ただし、受験者の背景や学習スタイルによって異なるため、自分にあったペースで勉強するのが1番だと思います。

私は4ヶ月ちょっと勉強して合格しました!合格したときの勉強方法は下記に記載しています!

良ければ見てみて参考にしてください!

 

 

最後に...

ナメていると落ちるのが基本情報技術者試験。しっかりと勉強する必要はもちろんあります。笑
勉強に不安を感じる方はオンラインスクールの受講等を検討しても良いかもしれません。通信講座では、新制度へ向けた対策コースが設けられていますし、免除制度もうまく使えるかもしれません。

 

私の受験記はこちらから!

keisuke-shikaku.hatenablog.com