基本情報技術者試験にトレンド技術の勉強は必要ない?

ここでは基本情報技術者試験にトレンド技術の勉強は必要なの?どこから情報を取得すればいいんだ?と悩んでいるあなたにぜひ見ていただきたい内容となっています!

 

 

目次

 

 

基本情報技術者試験とは??

基本情報技術者試験は、情報技術に関する基礎的な知識やスキルを評価するための資格試験です。基本情報技術者試験は、情報技術に関連する幅広いトピックにわたる基礎的な知識をテストします。主な試験範囲は以下の通りです。

  1. コンピュータシステムの基礎知識: コンピュータアーキテクチャ、データ表現、論理回路オペレーティングシステムなど、コンピュータシステムの基本的な概念や構成要素に関する知識。
  2. ソフトウェアの基礎知識: プログラミング言語、データ構造、アルゴリズム、ソフトウェア設計など、ソフトウェア開発やプログラミングに関する基本的な知識。
  3. ネットワークの基礎知識: ネットワークアーキテクチャプロトコル、LAN/WAN、インターネットなど、ネットワークの基本的な概念や技術に関する知識。
  4. データベースの基礎知識: データベース設計、SQLトランザクション処理、データベース管理など、データベースに関する基本的な知識。
  5. インフォメーションシステムと組織に関する知識: インフォメーションシステムの構築、情報セキュリティ、プロジェクト管理、ソフトウェアライフサイクルなど、組織内での情報システムの利用や管理に関する知識。

 

 

 

トレンド技術の勉強は必要ない?

個人的にはトレンド技術に関する勉強は必要ないと考えています。

基本情報技術者試験は試験の名の通り「基本」をおさえるための試験です。

試験要項に記載している対象者像はこちらになっています。

基本戦略立案又は IT ソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し,上位者の指導の下に,次のいずれかの役割を果たす。

  1. 需要者(企業経営,社会システム)が直面する課題に対して,情報技術を活用した戦略立案に参加する。
  2. システムの設計・開発を行い,又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーショ ン)によって,信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また,その安定的な運用サービスの実現に貢献する。

「汎用製品」という単語だったり、「上位者の指導の下に」という言葉からもわかるように基本情報技術者を取得することでやっと半人前になれます。初心者からの脱出です。

異論がある方々もいるかもしれませんが、基本情報技術者はあくまで基礎を抑えるための試験であり、さらなる勉強は仕事をしていく上で必要になります。

 

 

 

基本情報技術者取得のメリット

基本情報技術者試験の合格は、以下のようなメリットがあります。

また、次には応用情報技術者・高度情報処理技術者と続くので勉強のモチベーションも続くという点もメリットと言えるかもしれません。

  1. 就職や転職の強力なアピールポイント: 基本情報技術者の資格を持つことは、企業や雇用主に対して、情報技術分野における基礎的な知識とスキルを有していることを証明するものです。特に、情報技術業界やシステム開発企業などでの求人において、優先的に選考される可能性があります。

  2. キャリアアップのチャンス: 基本情報技術者の資格は、情報技術分野でのキャリアアップに役立つことがあります。例えば、経験に基づいたスキルの習得や上級資格の取得に向けてのステップとして活用することができます。

  3. 情報技術分野への幅広い理解: 情報技術の幅広い領域にわたる基礎的な知識を獲得する機会があります。これにより、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データベースなど、異なる領域の関連性や相互作用を理解することができます。

  4. スキルの補完と強化: 基本情報技術者試験を受験することで、情報技術に関する知識やスキルを総合的に学ぶ機会が得られます。これにより、自己学習や実践的な経験と組み合わせることで、より高度なスキルを身に付ける基盤を作ることができます。

 

 

 

最後に....

いかがだったでしょうか。

トレンドの勉強をしたほうが良いか。と言われえば、したほうが良いに決まっています。ただ試験合格という点においてはトレンドの勉強は必要ないと思っています。

特に科目Bの割合は、データ構造及びアルゴリズムが8割、情報セキュリティが2割の割合で出題されます。アルゴリズムは基本的なものになりますし、情報セキュリティも2割となっています。

トレンド問題が出ても情報セキュリティくらいだと思うので、トレンドの勉強をするくらいであればアルゴリズムの勉強をしたほうが有益だと思っています。

基本情報技術者は勉強さえすれば、確実に合格できる資格です!

まずは、参考書を眺めるところから始めてみてはいかがでしょうか。